2018年 11月 02日

優しくて強い…ステキ!

ドイツ〜アメリカ出張に行く前に
YZ250Xの前後サスペンションをオーバーホールに出して
ついでに
このスプリングを組み込んでもらいました。
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ZETAの
エンデューロプログレッシブスプリング


初期は柔らかくなるけど、奥ではしっかり踏ん張るという
そんなウマイ話があるのか……

画像はリア用ですが、当然、フロントも交換しました。







アメリカから帰ってきても
なんだかんだと
子供たちと遊んだり
富士山の方に
出張に行ったりしていて
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なかなかバイクに乗る時間が作れなかったのですが
ようやく乗ることができました。





あまりに乗らないため
虫の寝床になった模様……

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平日だったので
ツルサトではなく、スラムパークへ。




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平日のコースは
ゆったりしていていいですね。



コースインするまでもなく
車両を積んだり降ろしたりする時点で
初期が柔らかくなったのは感じられました。

2016年式のYZ250Xは
スプリングはYZ250と共通なので
EDレーサーとしては、やはり硬い部類ですもんね。

乗車してみると
1Gでの沈み込みも少し大きくなったと思います。
足つきも多少良くなった…

え?

ドイツとアメリカで肥っただけだろう、て…?

いや、むしろ体重減ったんです。
だって、日本と違って
食べ物がめちゃくちゃ高いんですもん。

パンとバナナばかりで食事を済ませていましたから。






ともあれ。


コースインして
しばらくカラダとバイクを馴染ませてから

通常通りの走行ペースで
試してみました。

スラムパークはもともと
路面状態が良いコースなので
ツルサトのように、手強いギャップや轍に弾かれることは少なく
サスペンションの初期が柔らかいことの恩恵は感じにくいのですが
それでも、接地感というか安心感がグッと増しました。

まあ、それくらいなら
気のせいといえばそうだし
この日は本当に路面のコンディションも良かったので
そのせいかもしれません。

ノーマルサスペンションでここを走行したのは
そもそも8月あたりが最後で
ずいぶん時間も経っているし。

ノーマルとこのスプリング装着車両を
乗り比べることができたらいいのでしょうが…







あきらかに変わったのは
ジャンプで
いままでよりもサスペンションがよく沈むからでしょうか
飛距離が思ったよりも伸びてしまいました。

スラムパークのジャンプはどれも小さめなので
飛びすぎると、下り斜面を通り越して
平地に着地してしまうので
ヒヤっとするのです。

サスペンションが伸びてくるタイミングで
「抜く」
スキルが無い自分としては
飛びすぎないように
少し減速する必要がでてきました。

しかし、毎回毎回減速していては
悲しいですから、これから徐々に
「抜く」
のも覚えていきたいと思います。



今回のバネの良いところは
たしかに柔らかく感じますが
下手くそが飛びすぎて
平地にドスンと着地しても
フルボトムすることなく
しっかりと支えてくれることです。

これは安心して練習することができます。
いいバネです!




逆に
ツルサトでは
基本的に飛距離が足りないジャンプばかりなので
これまで飛べなかったジャンプに
届くようになるのかなあ…と
走りに行くのが楽しみになりました。




あと、初期が柔らかいおかげで
サスペンションの反動を利用した
フロントアップは
格段にやりやすくなりました。

YZ250Xでの
丸太越えや岩越えに
ちょっと苦手意識があったのですが
このスプリングのおかげで
トライアルっぽい動きも大丈夫そうです。

ジャンプの飛距離のことより
こっちの効果が高い気もしますね。
スラムパークでは試せませんでしたが。





by tachigoke400 | 2018-11-02 05:49 | オフロードバイク


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