2017年 09月 10日

アレがカチカチですと?!

8月の終わりに
寧波に行ったばかりだけれど
先週、またまた寧波に行きました。
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春秋航空でセントレアから寧波まで週に3便出ていますし
飛行時間も2時間半ほどと
気軽っちゃ気軽です。





春秋航空は飛行中の機内では
機内モードでも携帯電話の使用はできない決まりなので
道中の友として、文庫本は必須です。
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今回は、久しぶりに坂の上の雲を取り出して
読み返しながらの往復でした。
ちょうど、1冊読み終えて少し時間が余るくらいなので
これからしばらくは、坂の上の雲が旅の友でしょうか。



さて。
この一ヶ月ほどの間
中国全土で、あちらこちらの工場が稼働を止められているそうです。
このところ、政府が環境対策に熱心だとのことで
有害物質を垂れ流しているような小さな町工場は
ほぼ全滅に近い稼働状況だそうです。
そういう工場は、昼間は停止しておいて
夜間にコッソリ作業しているみたいですね。

BRICSの開催に合わせて
空と大地をキレイにして面目を保つアル
といった感じの一種のパフォーマンスらしく
ときどきこういったこともあるそうですが
その甲斐あって
空が青いです。
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これまで、どんよりと灰色の空を多く見てきたので
この青さと空気の澄んだ感じは
新鮮でした。

中国の空も海も
いままであまり好きではありませんでしたが
ちょっと認識を改めます。
空から見た海も、いつもよりもキレイでした。




今回の政府の規制が
一時的なものなのか、それとも継続されるのか
まだわからないそうで
もし継続されるとしたら、この国の子供たちの頭上に
今後常に青空があるという点において
喜ばしく思います。
他方
零細工場のいくつかに友人を持つ身としては
彼らの生業について、やはり心配ではあります。

安く物を作ることができるのも
もうじき終わりかもなあ…


中国の政府はなんでもゼロ百で
やることが極端なので
個人の思惑などそっちのけで
ある日いきなり物事が変わるから
ある意味、気持ちいいですけど
当事者はたまったものではないでしょうねえ。


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そういえば
自分が滞在している工場のトイレが
いわゆる「ザ・中国」なトイレだったのですが
このほどリニューアルされて

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なんか、えらく近代的に変わっていました。

工場主が日本を旅行して
キレイなトイレはやはり気持ちいいな
と、思ったからなのだそうです。





そんな工場主夫妻と一緒に
夕食の後
舞台を観に行きました。
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3月にも同じ場所に連れて行ってもらいましたが
今回も、そのエネルギッシュさに圧倒されました。

まあ、大衆娯楽として、てんこ盛りで
セクシーダンスに始まり、実力派歌手の歌や
伝統楽器の演奏、漫才、大道芸
一気飲みしながら歌うおじさん
吉本新喜劇っぽい寸劇
などなど
言葉がわからなくても
けっこう楽しめるものです。

中国語は、発音の抑揚がとても重要な言語なので
舞台に上がるレベルの人の発音を聞くと
ただの会話でも、まるで音楽を聴くかのような
心地よさがあります。

街でオジサンおばさんが話してるのを聞いても
騒々しいだけなのにね。

て、日本語でも英語でも同じか。



平日の21時開演23時半終演というにもかかわらず
ほぼ満席で、おじいちゃんから幼児までいるのに
日本との違いを感じました。






で、今回の滞在は短くて
実質1日だけでした。

早朝の便で帰国。
今回は、電動バイクを
4台持ち帰り。
車体は4台ですが、バッテリーは飛行機の規則で
2個しかもって帰れません。
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けっこうなサイズと重量なので
チェックインで揉めるかな
と、覚悟はしていましたが
重量については
あきらかにオーバーしていたので
追加料金を払うと言ったのですが
係のおねーさんがそのままでオッケーしてくれました。
きっと、日本行きの便は、客の荷物が軽いんでしょう。

日本から寧波への便のときは
文庫本のぶんまで、きっちり重量を測られましたから。笑



ただ、箱のサイズが大きいため
別の預け入れ場所に持って言ってくれと言われ
言われたところに行くと
黒い警備員服のおねーさんが登場。
制服はなかなかイカツイですが
化粧っ気のない
NHKの連ドラのヒロインの新人女優さんみたいな
素朴な感じのオネーサンです。



たち「この荷物なんやけど」
連ドラ「そこのゲートに通して」
たち「よいしょっと」
連ドラ「一個ずつよ!」
たち「すんません」

連ドラは、ゲートを通る荷物の
X線(かな?)の画像を注視します。
中国の空港職員にしては
えらく真面目です。
表情がみるみる険しくなります。

連ドラ「ちょっと、コレ、何よ?」
たち「オモチャやで」
連ドラ「オモチャって、あなた。アレがカチカチじゃない!」
たち「ええ?!ちゃんと朝、抜いてきたで」
連ドラ「どう見たって、カチカチよ」
たち「え、どれどれ?」
連ドラ「ほら、こんなにパンパンに張ってる!」
たち「えー。見た目パンパンでもホンマはフニャフニャやで」
連ドラ「こんな物騒なもの、飛行機に積めないわ」
たち「そこをなんとか」
連ドラ「いまここで抜きなさいよ」
たち「え?ここで?」
連ドラ「そうよ」

ええ…
いくら人気が少ない場所とはいえ
こんなところで裸にして抜くのはイヤだなあ
時間がかかるかもだし…

あ、そうだ。
この隙間から手を入れれば確認できるかも。
彼女の手を取り、隙間に誘導します。

たち「ほら、ここから手を入れて触ってみてや、な?」
連ドラ「?!」
たち「な?な?大丈夫やろ?ええやろ?」
連ドラ「……ちょっとまって」

彼女は向うに行くと
今度は春秋航空の制服を着たオネーサンを連れてきて
その子にも、穴から手を入れるように指示します。
春秋航空の子も、戸惑いを隠せない表情で
穴の中をまさぐります。

連ドラ「どう?」
春秋「か、硬い、かな?」

そんなやりとりを続け
二人で何度も
穴のなかのブツを交互にニギニギした結果

連ドラ「//////……ま、まあいいわ。今度からもっとちゃんと抜いてきてよね」

と、いうことで
無事、飛行機に積んでもらうことができました。


いや、でも
ちゃんと抜いたんだけどなあ


タイヤの空気



by tachigoke400 | 2017-09-10 05:42 | その他 | Comments(0)


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