2010年 03月 18日 ( 1 )


2010年 03月 18日

ミヤギくんも知らなかった、のか?

ウチに嫁してきて半月あまり。
彼女の生活は、まずまず落ち着いてきたようです。

ガレージのほかのメンバーとも
うまく付き合っているようだし
ここ、瀬戸の水と空気が
彼女の荒んだ精神を癒しているのかもしれません。


「どう?ここの暮らしは」
ある晩、おそい夕食をとりながら、ボクは尋ねました。
「みな、親切よ」
「すまないね、狭っくるしい所で」
「気にしないで。屋根があるだけで幸せよ」
「キミがいてくれると、まわりが華やいでいい」
「‥‥ありがとう、でも‥」
そう言って、彼女は急に黙り込んでしまいました。
これまでの苛烈な半生を思い返しているのでしょうか。


「そうだ、今度、みんなで出かけないか」
沈黙を振り払うように、ボクはそう言いました。
「‥‥」
「イナベでもいいし、美杉もいい。ああ、やっぱりアサマも‥」
「ごめんなさい」
「なんだい、急に」
「いままで、黙っていた事があるの」
「どうしたんだい、ヘンだよ」
「見ればわかるわ」

そう言って
彼女はおもむろに横たわり
その絹のような肌をあわらにしました。

「!? まさか」

つづきをどうぞ

by tachigoke400 | 2010-03-18 06:46 | オフロードバイク | Comments(5)