2015年 08月 06日
毎日の通勤で遊ぶうちに だんだん、ボロくなってきたWR250R シュラウドの留めまで千切れてしまいました… ここはけっこうみんな千切るところらしいですね、ヤブさんによると。 そろそろ、こざっぱりとした グラフィックも作りたいなあ… と、思いつつ これまたなかなか腰が重くて。 まあ、近日公開⁈ さて。 なんとなく出来心で マフラーを換えてみました。 ええ。最初、たしか ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ずいぶんと静かなんですね」 「静かなバイクはお嫌い?」 「いいえ。うるさいバイクは大嫌いです」 ボクは正直に答えた。実際、WRはとても静かなバイクで 体感的には、そう… レクサスLSとダイソンの掃除機の中間くらいのボリューム感といえばわかりやすいか。 しかし、彼女は静かでいながら 歯切れの良い鼓動がある。 「そう、良かった。そうじゃない男の人が多いから」 「ああ。たしかに、年配の人とかそうですよね」 「あなたも、アタシを買ったらマフラーを換えるのかしら」 「…買わないですよ」 「仮の話よ」 彼女のスッキリとしたうなじを眺めながら 少し考えて、丁寧に答えた。 「換えないと思いますよ、すくなくとも公道では」 「そう」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー なんて言ってたくせに。 ええ。 まあ。 もともと、ノーマルのマフラーとカバーの見た目が気に入っていたし ずっとノーマルマフラーでいるつもりでした。 通勤メインのマシンで たまにコース走ったりエンデューロに出るくらいですしね。 しかし、いつもながら 言動と挙動が不一致なオトコたちごけ。 もらえないと思ってた夏のボーナスが 思ってたよりもまともな金額で転がり込んできた昼下がり フラフラっとデルタのバレル4を注文していたのでありました。 自分でも、なぜあんなことをしたのかわかりません。 きっと、暑さのせいでしょう。 こういうオトコに小金をもたせるとロクなことをしません。 もちろん地産地消主義のボクですから マフラーは愛知県瀬戸産(工場はきっと他所だけど)デルタのバレル4 これはバレル4-Sという静かなほうのやつで 排気口が制限されたモデルです。 ノーマルに比べて、音の感じは低回転でパタパタとしたテイストに変わりましたが 少し回すと、ほとんどノーマルと同じ感じ。 音量事態はあまり変わらないと思います。 アフターマーケットのマフラーとしては、かなり静かなマフラーです。 こんな排気口ですから いきなり抜けがよくなるようなこともなく パワー感としてはノーマルとほぼ変わらないと思います。 多少威勢がよくなった気もしないではありませんが たぶん、気のせいでしょう。 もちろん、ノーマルの5キロ近いマフラーが 2キロ半まで軽くなるので、これは運動体としては うれしい効果です。 アスファルトやフラットダートを走る分には べつにノーマルと差を感じませんが コースや荒れたダートに持ち込むと 車両後端でしかも上部に付いてる部品ですから ケツまわりが軽やかなのが体感できます。 元が元だけに、これはわかりやすいです。 カバー無しはさすがに暑いし熱いので これでモトパンやカッパが溶けるような悲しい事態には至りません。 でも、じつはやはり、ノーマルのカバーの デカくて大げさだけれど、この車両にはよく合ったデザインも捨てがたく やっぱりノーマルカバーをアレンジしてデルタの上にとりつけようかなあ… とも思います。 そうそう。 意外だったのは低速域。 パタパタっとした音なアイドリング付近の ちょっと雑なサウンドだし EXUPも取り外してしまったので 低回転域はギクシャクしたり粘りが無くて乗りづらいかもなあ と、思っていたのですが アレ? これ、けっこう粘りますぞ。 ノーマルよりも粘るんじゃないか? アフターマーケットのマフラーでそれはないんじゃないか。 試しに、いつもの河原で 一番小さい8の字を走ってみました。 この8の字は、かなりコンパクトで WR250Rだと、ブレーキターンとアクセルターンで回る練習のための トラックです。 クラッチを当てて丁寧に回れば 静的に回れなくもないですが けっこう疲れます。 アイドリングでトコトコいくと 高回転型4ストエンジンの常で、いきなりパスっと止まって パタンと転んだりするような そういうサイズの8の字です。 で。 そこを走ってみて、ちょっと驚きました。 クラッチレバーに指をかけないで トコトコ回ることができるではないですか。 メーター読みで時速7キロくらいまで落とせました。 がんばればもっとイケるかも。 斜面でのターンも同様に試してみましたが 不安なく乗れます。 斜面上部では、谷側に車体を傾けながらの姿勢になるので パスっとエンジンに止まられた日には 絶対支えられずにイヤな角度で転倒必至です。 これらのWR250Rにあるまじき 極低速ターンの動画を撮ってみて フムフムと満足したものの あまりにも あまりにも 地味な動画すぎるので掲載は控えます。 ただ、これが バレル4というシリーズの特性なのか バレル4-Sの特性なのか それとも、SP忠男のパワーボックスとの組み合わせによる特性なのか そこのところは、よくわかりません。 とりあえず パワーボックス+バレル4-Sの組み合わせは 吹けの爽快感はノーマルとそう変わりませんが 低速はかなり粘る という体感。 気に入ってます 以上 アフターのマフラーに替えたのに なぜか超ノロノロ走るインプレでした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー うーん。 トレールをいじるくらいなら レーサーに乗ればいいだけなので いじらないつもりでいたWR250R… でも、いいバイクだし なんか手をかけたくなる魔性のオンナ的危険さがあるなあ。 次は 脚を、なんとかしたくなってきたぞう… ああ。いかんいかん。 通勤車両、通勤車両。
by tachigoke400
| 2015-08-06 06:46
| WR250R
|
アバウト
カレンダー
最新の記事
カテゴリ
全体 SSDT 2012 ニュージーランド オフロードバイク SSDTへの道 家 ワンダーデバイス 建築日誌 家 ワンダーデバイス 生活日誌 TBI 2010 ローバーミニ 火鉢 ストーブ クルマ 水槽 DRZ50 svartpilen 401 自転車 山とかクライミングとか 庭とか盆栽とか その他 シェルティと猫 ラジコン クローラー スキー 猫 イヴォーク GL400 イーハトーブ2013 ヤマハ ブロンコ WR250R 子育て ヨツバモト インターモト2018 デリカD5 EICMA2019 KX65 未分類 以前の記事
2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 検索
その他のジャンル
記事ランキング
|
ファン申請 |
||