2014年 06月 27日
このごろ、ウチのニューカマーは 白いヤツが多い気がします。 ミゾレしかり。 WR250Rしかり。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 掃除機が具合悪くて 買い替えることにしました。 具合が悪いといっても 故障したわけではなく 使い勝手が良くないということです。 数年前に買った東芝の掃除機で 至って普通に吸うし、問題ないのですが いかんせん、重いのと コードが邪魔で取り回しが悪い事がストレスでした。 掃除中に、幼児がコンセントを引っこ抜くというのも 使いづらい理由です。 この際、軽量で取り回しの良い コードレスのクリーナーが欲しいと ハニマルが言います。 どうやら、友人宅で見せつけられた コードレスクリーナーが羨ましくなったようです。 ハニマル的な候補は こういう 置いてるだけで 気持ちがウキウキしてくるような 見ていて楽しい、チャラい掃除機たちです。 いかにも30代半ばの女性にありがちな 舶来上等志向だこと… マタニティーズハイというやつかもしれません。 クルマもバイクも掃除機も 質実剛健を旨とすべきで デザイン(狭義)など、二の次三の次です。 リビングの片隅に置いておいてもサマになる 見せる収納なんて、もってのほかです。 平安の昔から、掃除機の住処は納戸と決まっているのです。 掃除機ごときが着飾るなんて、考えられません。 また、最近KTMを手放し ヤマハとBetaにバイクライフを集約し 急速に国粋主義を強めているボクとしては 欧米列強の大鑑巨砲主義的な掃除機が 納戸の主たる座に納まらんとすることは ゆるしがたい状況です。 地産地消。 ああ、なんとシンプルで心地よいフレーズ。 身も心も関西人ですが 住民票を愛知に置いてはや十年以上。 戸籍上は立派な東海人。 クルマはトヨタ(ミツビシも可) バイクはヤマハ(スズキも可) ストーブはトヨトミ 酒は女城主 歓楽街は錦3 ケチャップはカゴメ 酢はミツカン タイヤはIRC あと、何だっけ? まあ、そんな感じですから 掃除機も、愛知県は安城産 マキタを導入。 うん。 飾りっけゼロ。 まさに質実剛健。 工具メーカーらしいガテン系な無骨いルックス。 まるで戦国期の三河武士をそのまま掃除機にしたかのようです。 見た目の質朴さは ほとんどホームセンターの安売り掃除機を下回るいきおいですが この三河のお侍さんは なかなかスゴイです。 ダイソンと比べると 最高出力比較では、あちらは64Wに対して 半分くらいの30Wですが 持久力は向こう6分に対してこっちは20分。 持久力モードでは ダイソンが28W13分に対して マキタは11W40分。 かなり個性の違う2台で 三河武士の粘り強い気性がうかがえます。 ちなみに、28Wもあれば、床に落ちた米粒はじめ 通常の掃除で吸うべき対象は楽勝で吸えます。 特筆すべきは 充電時間。 ダイソン3時間半 マキタ22分 値段はダイソンがおよそ3万5千円 マキタがおよそ2万7千円 そう。 値段のわりに おそろしく見た目が質素な三河武士は とてもとても働き者なのです。 爆音で有名なダイソンと違って マキタは穏やかな語り口です。 例えるならば ダイソンは2スト300ccで マキタは4スト250ccといった印象でしょうか。 どちらが家庭的かは 言うまでもありません。 手元には さりげなく LED照明がついており 薄暗い隙間などに隠れた残党や落ち武者たちを 逃がしはしません。 ウチのは ゴミ捨ては、フィルターにたまったやつをポイですが 同じ製品でも、紙パック仕様も用意したりと なかなかの気遣いです。 バッテリーは 職場とかで見慣れた例のアレと同じで ここがマキタ掃除機の最大のキモの部分です。 実際、値段に占めるバッテリーの割合が 半分くらいみたいです。 もちろん、このバッテリー一つで マキタの電動工具の大半が使えます。 ウチにはマキタの電動工具はありませんが じゃ、せっかくだからこれから工具はマキタにするか という気分にさせられます。 充電器ユニットも 他の掃除機とは一線を画しており まるで山のようです。 しかも、充電中、冷却ファンが ゴーっと唸りをあげている様が 家電っぽさ皆無で、頼もしいかぎりです。 ハニマルも最初は この安っぽい見た目に うーん と、言っていましたが 圧倒的な取り回しの良さと軽さ 静粛性、切れ味 すぐに、マキタ掃除機が大好きになりました。 今日も 白い三河武士は ウチの納戸で目を閉じて静かに座していますが その左手は、鯉口を切り いつでも抜き打ちの逆袈裟斬りが放てる 臨戦態勢です。 うん。 たのんだよ。
by tachigoke400
| 2014-06-27 05:43
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