2012年 04月 23日

電子レンジ

もうだいぶ前から
無印良品の電子レンジがアヤシイ。
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あたためる、という本来の機能は働くものの
ブザーが鳴らない
解凍機能がムラがでる
電源がたまに落ちる
など、マイナートラブルが目立ちます。


「もうちょっとマシなレンジが欲しい」

ハニマルはそう言います。
まあ、たしかに、子供も生まれることだし
レンジとかオーブンとか
炊飯器(ハニマルが学生時代から使っている)とか
買い替えどきかな。






そう思って
長久手のリサイクルショップへ行ってみたものの
これといった物はありませんでした。
そりゃあそうか。



ついでというか
なぜか
道路を挟んで向かいのお店で
別のレンジを見るハメに……
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ちょっと見てカタログもらおうくらいのノリでしたが
雨脚も強くなってきたので、思わず長居。

全長は、いわゆるCセグメントと変わりませんが
全幅は1900オーバーの堂々たる佇まい。
まるで、カーデザイナーのスケッチをそのまま製品化した
独特のプロポーションには脱帽です。
前後の小ぶりで精度感のあるランプ類にも好感がもてます。

内装のシャレオツっぷりもハンパありません。
ユニクロとGUの服を着て
人工芝を敷き詰めたファンカーゴで乗りつけてスンマセン。



結局、雨の中、試乗。

「え、このクルマ始動は?」
「ボタンです」
「ATシフトは?」
「ボタンです」
「ワイパーは?」
「雨滴感知です」
「デフロックは?」
「オートです」
「パーキングブレーキは?」
「Pレンジに入ったら勝手にかかります」
「じゃ、ブレーキターンできない?」
「こちらのボタンで可能です!」
「マジっすか」

電子レンジとは、まさにこのこと。
心憎いのは
各種姿勢制御系電子デバイスがオフにできて
ドライバーまかせにもできる控えめさ。

2Lターボで240馬力。
ベータEVOから乗り換えても違和感の無い剛性感と
ファンカーゴから乗り換えた事を後悔する安心感。
しっとりとカラダをホールドするレザーシート。
4駆らしい車両感覚のつかみやすさと
4駆らしからぬ後方視界の極悪さ
それを補う、無数のカメラ、センサー類。

デカいのにどことなくカワイイ。
ハニマルは完全に目が♡です。

おい、よせ。




お値段は、レンジローバーにしてはバーゲンプライス。
メルセデスのCやBMWの3と同等
VWのティグアンよりちょい高め
BMWのX3やアウディのQ5
レクサスRXなんかと比べると
かなり割安な値段設定で
内容を考えると、野心的とさえいえます。

アルファードやベルファイアより安いかも。



さながら
新しいKTM690が
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80万円で売り出したのに似た感覚と言えばわかりやすいでしょう。

やはり、人気らしく
世界的にバックオーダーをかかえて
納車まで1年かかるそうです。





めったにラットガレージ以外の
クルマ屋さんに来ることが無いので新鮮でした。



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ん?
おい、ハニマル
そのオプションカタログの赤マルは何?!
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by tachigoke400 | 2012-04-23 07:02 | イヴォーク


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