2011年 04月 16日

岩蔵さん

今朝は虎車トレック。写真無し。



何といっても
今日のヒーローは、大将が帰ってからの岩蔵さん。
写真はありませんが、まあ
興福寺の天燈鬼像がニコニコしてる
みたいなルックスのヒトです。
岩蔵さん_e0173145_19301045.jpg

はい。


一旦解散したあと
ボク、KONさん、SHINさんはウンコ沢へ。
岩蔵さんは、すぐ下の、おなじみ練習沢へ単独で。



ウンコ沢で、思いのほか時間を費やし
その後、チャンプ沢はイヤだというSHINさんの提案で
例の、まだ誰も未登頂のヒルクライムへ向かい
全員敗退。最後2メートルがキツイです。

いやあ、今日も楽しかった。
と、トランポに帰着したら
なんと、まだ、岩蔵さんのトランポが。

結構、時間経ってるし
おかしいなあ。

なにかトラブル?


心配になり、3人で沢へ降りてみると
一人でラインを読んでいる岩蔵さんの姿が。

「心配で降りてきました」
「え、皆さん、もう終わったんですか」
「イヤ、けっこう、時間経ちましたよ」
「ああ、ホントですね」
「ガス欠とか、パンクかと思いました」
「ずっと、この沢をやってました」
「ずっと、ですか」

気が遠くなりました。
岩蔵さん、ヤブさん、オオシマさんあたりの腕前だと
2~3本も続けて走れば、腕がパンパンになるハズです。

「成果を見てください、結構、乗れるようになりました」
「ほほう」

そうして走りだした岩蔵さん。
最初のステアをスムーズにクリアして
その後のガレガレも柔らかく通過。
不必要にターンをせず
ただ、ただ、直線ライン。
上下の動きに自信があれば、一番確実なライン。

大切なのは、目線を先に送ること
ひるまないこと
勢いを維持しながら、スピードを乗せ過ぎないこと

全部、完璧。
足つきたったの一回で通過してしまいました。

脱帽です。
ボクらだって、調子がよければ
クリーンで通過することもできますが
驚いたのは、そのメンタルの強さです。

あの、それなりの距離のある沢で
「成果を見てください」
と、言い放って、一発で
会心の走りができるという心の強さ。

出来ることが、当然、出来る。

正直、僕は、そういうの、無理です。
さすが、去年の平谷で
マシンを担ぎあげて完走に押し込んだ猛者と言いましょうか。
とにかく、異様な凄味を感じました。

お山では
小排気量の4ストで、てこづるシーンも多いですが
普通の2スト250あたりに乗り替えたら
すさまじい走破性をみせるかもしれませんね。
スコルパ250なんか良さそうですが…


今日は来ませんでしたが、オオシマさんも
すごい勢いで上手になっているし(すぐ抜かれる気がする)
マコっちゃんも気合い入ってるし
今年の平谷も楽しそうです。




ヤブさん、波に乗るなら、今ですよ。

by tachigoke400 | 2011-04-16 19:25 | オフロードバイク


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