2011年 01月 24日

不慣れの楽しさ

「やるべきことはやってしまった」スケテツさんとは逆に

スキー初心者といっていいボクは
不慣れの楽しさ_e0173145_6481521.jpg

手に入れたばかりの長めの板に戸惑いながら
不慣れの楽しさ_e0173145_6491060.jpg

他人が見たら、なんてことない路面と格闘し
コケまくるのですが
これが妙に楽しく。


同じく、初心者ハニマルは
これまでの99cmのスノーブレードをやめて
150cmの板をレンタルして
不慣れの楽しさ_e0173145_652146.jpg
不慣れの楽しさ_e0173145_6521131.jpg

なんてことない路面にドキドキしながら楽しみました。



ボクに板を譲ってくれたナガヤスくんは
不慣れの楽しさ_e0173145_6532384.jpg

借りてきたスクートで初体験。
これでもか、ちゅうくらい転げまわって、でも
「リフト1本ごとに滑れるようになる感覚が新鮮」
で、この気分は、
「もう、ボードでは味わえない」
のだそうで。



このごろは、スクートばかりのコジコジは
不慣れの楽しさ_e0173145_6551668.jpg

ハニマルのスノーブレードを借りて
人生初スキー。
当然
面白いように転げまわって、でも
「リフト1本ごとに滑れるようになる感覚が新鮮」
で、この気分は、
「もう、ボードでは味わえない」
と、同様の感想。



出来ないことをやるのは、ただの苦痛ですが
慣れないことをやるのは、新鮮な喜びを伴います。
「はじめての~」
これが楽しいのは、子供も大人も変わらないでしょう。
こういう感覚は、大切にしたいと思います。


ひとつ、気を付けておかねばならないのは
何でも、最初は簡単に成長の旨みを味わえるので
その部分のジャンキーになって
ちょっとカベにぶつかると「伸びしろが尽きた」と言って
別のものに興味を移してしまう事です。


簡単に味わえる快楽は、新鮮さと引き換えに
単純で浅い味であることが多く
これを「とれたての果実期」と名付けたいと思います。

対して

噛めば噛むほど味が出る、的な
苦しさを伴う快楽。
これをキチンと味わえねば
それは大人の趣味とは言えません。
これを「スルメ期」と名付けます。

この分類は技術段階を示すものではなく
快楽、物欲、週末占有度など
生体としての成長段階を示すものであります。


ボクにとって
バイクは当然、すでに「スルメ期」ですが
スキーは今
「果実期」をとうに過ぎ
「スルメ期」に移行しようという段階と思われます。
噛むのに苦労するわりに
味が浸み出て来ず
美味しいのかそうでないのか、微妙な段階です。

今週末は、デザイン部の「野沢スノーツアー」女子多めだそうです。
もちょっと味が分かるように
噛みしめに行きたいと思います。




滑り終わって
駐車場で
不慣れの楽しさ_e0173145_717023.jpg

クローラー部の部活動。
こちらは果実期まっさかり。

ヘルメットかぶって、スキー場でラジコンやってる
大人なんて……

by tachigoke400 | 2011-01-24 21:32 | スキー


<< 天声人語:スカイライン      長身、やや太め >>