2011年 01月 07日

山口のみかん

山口県のガードレールは、黄色い
というか、オレンジっぽいです。

かつて、国体の時に、特産品にちなんだそうです。




正月。
山口県の
ハニマルの実家に行くと
まるで、ミカンのような
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フィアット500が鎮座していました。

本州の最果てのことですから
輸入車に乗っている自体、珍しい地方で
イタリア車、ましてや、オレンジの500とは
相当、アバンギャルドな行為と言えます。

義母のクルマです
べつだん、クルマ好きでもイタリア好きでもありませんが
「限定300台」
のフレーズにグっときて、VWから買い換えたそうです。


なんとも、楽しげなインテリア。
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オモチャっぽさが、好印象。
こういうのは、イタリア、フランスのセンスにはかないません。
わが国と比べて
夏休みの長さとか、昼休みの長さの違いが
こういうところに滲みでてるのかもしれません。
楽しむことが罪悪とさえ思われる我が国と
楽しむことが至上命題のかの国の差でしょうか。



さて。
岩国の錦帯橋までのドライブに借りてみました。

1.2L 
2ペダルMT、いわゆるセミオートマ

発売直後にも試乗したことがありますが
その時とまったく同じ印象。

「もひとつ、パっとしないな」

冴えないエンジンフィール
事務的なセミオートマ
根元が太くて握りづらいステアリング
軽すぎるパワステ
妙に柔らかいアクセルペダル
……最近のクルマなんて、こんなもんかなあ…

スムーズなアイドリングストップや
節度あるブレーキフィールには
好感を持ちました。

そのうち慣れるかなあ
と、思いましたが、2日乗っても慣れませんでした。
イマイチ、一体感がつかみにくいクルマです。
もっと乗っていたら、良さがわかってくるのでしょうか。
フロントのみ、スタッドレスを履いていたのですが
ハンドリングをフワフワさせる一因だったかもしれません。
ともあれ
見た目とは裏腹に、地味な印象でした。

セミオートマも、同じフィアットグループの
アルファのセレスピードは
シフトダウンの際、芸術的な中ブカシを入れてくれて
演出過多かもしれませんが、気持ちよかった思い出が。

ともあれ、小さいクルマは、ふつうのMTが良いです。




サソリのマークのアバルトは
断然、イイと聞いているのですが、どうなんでしょ。



給油口を開けてビックリ
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ライムグリーンです。
アレッシーのプロダクトみたい。

わざわざ選んでこの色なのだとしたら、イタリア恐るべし。


岩国往復の間に
もう、2台、同じオレンジの500を見ました。
ともに山口ナンバー。

山口の人は
黄色とか、オレンジ
好きなんでしょうか。
維新の原動力たる
長州人の情熱の「残り香」を見た思いでした。

by tachigoke400 | 2011-01-07 06:41 | クルマ


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