|
2012年 05月 18日
「移動」という要素は オートバイの本質の部分にあたります。 競技車両といえど、むろん、そうです。 しかし。 シートすら持たない、70kg程度の車体 250cc前後の単気筒の高性能エンジンに 3リットルに満たないガソリンタンク容量 といった 現代のトライアルマシンは、おそらく、もっとも 「移動」 という行為に不適切なカタチに進化したカテゴリーでしょう。 いわば、モーターサイクルとしての奇形。 そう思っていました。 SSDTに行く前までは。 今は断言できます。 「トラ車は、ある意味、グランドツアラーです。」 SSDTは、セクションこそ、岩だらけの沢ばかりですが 一日の大半を占める移動ルートは いやらしい湿地帯ばかりではなく ![]() けっこう快適高速林道や 流れの早い一般国道もあって ![]() また 延々つづくシングルトラックや ![]() ハイスピードなガレトラック ![]() あるいは ![]() フェリーに乗っちゃったり、と じつに いろいろなシーンを移動しつづけます。 日によっては 朝スタートしてから 最初のセクションまで、1時間近く 流れの早い国道(制限時速60マイル)を、延々走ることもあります。 もちろん、オイルは濃い目 ギア比は多少ハイギアードにしていますが それでも、エンジンをあんなに回しつづけて 高速巡航したのは初めてだったので ちょっとした驚きでした。 もちろん、絶対的な航続距離は長くはないので いいタイミングで設定された ![]() アーミーの給油所の存在は欠かせませんが 何と言いましょうか。 その、トラ車が、ここまで 「地の果てまでも行ってやるぜ」 な、フィーリングに満たされているとは 恥ずかしながら、いままで感じることはできませんでした。 考えてみれば当然です。 パワーバンドの広いエンジン 軽量でかつ、剛性感ある車体 良く効くブレーキ しなやかで上質なサスペンション 移動体として、理想的な条件を じゅうぶんに満たしているのですから。 まあ。 前述のようなルートを行くだけならば むろん、大抵のエンデューロバイクやトレールバイクでも可能ですが それに加えて ![]() こんな岩場をガンガン行くとなると ボクの体格では もう、選択肢はコレしかないだろう、という気になります。 とはいえ 旅のツールとして見ると シートが無いというのは、大半の人には疑問でしょう。 でも、ボクはシートのあるマシンでも あまり座ることが無い(ブロンコでもほぼスタンディング)ので 問題なし。 でも 航続距離は、あるにこしたことはありません。 今回、とっても感心したアイテムが コレ。 ![]() フロントゼッケンプレート型増設タンクです。 約1リットルほど入るでしょうか。 メインタンクのブリーザーと繋いで メインタンクのガソリンが減ると 負圧で吸い出されていきます。 つまり、見た目上は この増設タンクのガソリンから先に減っていきます。 ちゃんと機能するのか心配でしたが 驚くほど、キッチリ使いきれます。 素晴らしい! あまりに気に入ったので 競技の後、レンタルマシンから外したものを 貰って持って帰ってきました。 ふふ。 これさえあれば 国内でも普通に 公道ツーリングマシンとして使えるかも?! おりしも、初夏。 ベータで奥飛騨温泉めぐりの旅でも行ってみるか。 ヨメはんがゆるしてくれたら。 2012年 05月 16日
ヘルメットを新調しました。 ![]() 大会2日目の朝に、SSDTの出店で買ったものです。 カッコいいでしょう? ![]() ![]() なかなかスゴイ造形です。 何よりも、とても軽い。 ![]() フィット感も良好です。 日本では、公式大会では認可をとっていないヘルメットらしく 選手権では使えないそうですが まあ、ボクには関係ありません。 SSDTでは、使用しているライダーを多く見ました。 初日だけ ![]() 黒山健一レプリカで 2日目以降は ![]() この新しいヘルメットです。 なんで、わざわざ大会期間中に ヘルメットを買い替えたかというと 初日の朝、パドックをプラプラしていると 世界選手権史上最強のチャンピオン ドギー・ランプキン選手がいたので ミーハーにも ![]() サインを貰ってしまい これは家宝にするしかないかな、と思って 2日目以降の使用を控えた次第です。 もうひとつ。 このヘルメットをボクの人生の宝物にしようと思った理由は ![]() ![]() ![]() この子。 ものすごい美人ですが なぜか仲良くしてくれてます。 彼女は ロンドンで10年ぶりに会った、大切な友人なのです。 SSDT前に、英語に耳を慣らしがてら 久々に酒でも飲もうという話になって あつかましくも、実家にご厄介になってしまいました。 出産間近の妻を置いて 友人の実家とはいえ 女性のところへ行く不倫理もありましょうが まあ このタイミングでSSDTへ行く時点で ひとでなし道を走っていることに変わりはないので ボクは気にしません。 ともあれ 友人というのはありがたいもので ![]() 歳月の隔たりを感じない ゆったりとした時間を過ごしました。 彼女と彼女の母親のやりとりを見ていると まるで、ハニマルとハニマルの母親とのやりとりにそっくりで 思わずニヤニヤしてしまいました。 母子って、どこも似たようなものなんですかね。 なぜか、このヘルメットを 気に入ってずーっと着用していたので 彼女の残り香をボクの汗の匂いで消し去るのは 男子としてイカンと考えるのは、自然の摂理でしょう? ちなみに、彼女 初めて会ったのは、大学院2回生のとき イタリアに留学していたとき、WRCを見にイギリスに行って そのときにたまたま寄った シャーロックホームズ博物館でした。 ![]() カタコトの英語で話しかけた不審なアジア人を 邪険にすることなく、普通に接してくれた心の広い女性です。 以降、他人に嫁して、お互い音信が無かったのですが 先年の地震を機に、また、連絡を取り合うようになりました。 現在は、アメリカのテキサスに住んでいるそうですが たまたま、5年ぶりにロンドンの実家に帰省するタイミングだったので 会うことができました。 今回、せっかくなので、また、博物館へ行ってみました。 ![]() 十年前と、なんら変わらない姿に 驚きました。 ヴァンパイアの一族なのではないかと疑います。 ↑東欧の出身なので…… また10年後の再会を約束して 別れました。 まあ、そんなわけで ヘルメットを1つ、新調するハメになったわけです。 快く?! お金を貸してくれたハニマルに感謝。 ↑実は現地で、ブーツも新調したので、お金が無い…… そんなハニマルへ、彼女からのお土産は ![]() チョコの詰め合わせ。 デカイって…… これからSSDTへ向かうボクに持たせるか、コレを…… なんとか、形状を保持したまま 無事ハニマルの手に渡すことができました。 。 2012年 05月 15日
スコットランドにて、5月7日~12日に開催された スコティッシュシックスデイズトライアル SSDT 2012から帰ってきました。 ![]() 時差ボケというか 単に疲れているのか 頭がボーっとしています。 ボクにとって、あまりに強烈な2週間で まだ、思考がまとまりません。 ともあれ 毎日、時間制限に追われながら ほぼ最下位で、まさに命からがらの完走でした。 6日間生き残ったことが奇跡に近いというのが実感です。 これはある意味、わかりやすいボーダーですよね。 SSDTが完走できるかどうかという目安として ちょうどいいライダーである、ということです。 つまり、ライディングに関しては 平谷ツートラのセカンドクラスくらいで サンデーファミリートライアルは竹の真ん中くらいで TBIやモンゴルでは上位35%くらいで JNCCのCOMPクラスの中の下くらいの CGC12時間耐久ナイトレース完走 オタゴアドベンチャーライド完走 くらいの そんなライダーなら 運がよければ、SSDT完走できるかも? そんな雑多な基準あるかい と、お思いかもしれませんが もうね、ホビーライダーの場合 トライアル単体の実力ではどうにもなりません。 噂には聞いていましたが とにかく、ラリーやモトクロスやエンデューロの要素を 多分に含んだ、総合力を問われる場所でした。 片付けと気持の整理ができてきたら 不定期で、ぼちぼちと そんなSSDTについて もう少し詳しく書いていきたいと思います。 ああ、そうだ。 何年か修行したら ぜひ、また行こうと思います。 それはもう決めました。 ----------------------------------------- 同行のタンデムの大将、MASAさん とれっくとーちゃん アイルランドのアーサー一家や BETA UKのジョン・ランプキンさん 同行できなかったKONさん、亀甲さん 現地でお世話になった和歌山の辻さん 事前に色々教えてくださったリキヘイさん ボクら底辺のライダーにもやさしく接してくれた斎藤選手 有給を都合してくれた職場の仲間 応援してくれたタンデムのみんな エンデューロの仲間 ラリーの仲間 トライアルの仲間 ラジコンの仲間 有形無形の助力をいただいたスケテツさん ロンドンで癒してくれたルイーザちゃん そして、もちろん ハニマルとその両親 あと、実家の両親 たくさんの人たちのご好意と理解があって 笑って帰ってくることができました。 本当に ありがとうございます。 まずは、お礼まで。 2012年 05月 13日
2012年 05月 03日
|
アバウト
カテゴリ
全体
SSDT 2012 ニュージーランド オフロードバイク SSDTへの道 家 ワンダーデバイス 建築日誌 家 ワンダーデバイス 生活日誌 TBI 2010 ローバーミニ 火鉢 ストーブ 水槽 クルマ 自転車 山とかクライミングとか 庭とか盆栽とか その他 シェルティと猫 ラジコン クローラー スキー 猫 未分類 最新のコメント
以前の記事
2012年 05月
2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 検索
ファン
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||